名古屋造形大学「岡崎製材所」見学と「小さな家」企画

今回、殺虫剤・殺菌剤・除草剤を使わない栽培が特徴の岩平茶園へは、御嶽山が望める茶園の敷地内に、 茶園見学など、訪れたお客様がくつろげるスペースとしての「小さな家」の提案をおこないます。

八百津町にある製材所「岡崎製材」では、木のメリットを最大に活かせる状態で住まいづくりに活用することを大切に考え、自らの手で、伐採・製材・自然乾燥を行い、「すまいづくり」の材料としています。 一本の丸太を製材し、いかに付加価値を高めて価値の高い製品を作るか。

それは、魚屋さんが魚を調理するということと全く同じ話です。 一本の丸太をそのまま製材にしてするだけなら、製品価値はそれだけのものになってしまいます。

そうではなく一本の丸太を部位に分け、それぞれの特徴ごとに用途に合わせた製品とする。 それができるかできないかで、製材所の良し悪しが決まってきます。 植物のチカラを知り、その力を活用していくという丁寧で誠実な仕事が大切であるということは、 農業、林業、植物に関わる仕事にとっては共通しているのかもしれません。

Category:取り組み記録 [2022/11/27更新]